アリアンスペース、ユーテルサットの大型通信衛星を打ち上げ 
【▲ARIANE FLIGHT VA258 -アリアンスペースのプレスキットより引用(Credit: Arianespace)】
【▲ARIANE FLIGHT VA258 -アリアンスペースのプレスキットより引用(Credit: Arianespace)】
【▲ARIANE FLIGHT VA258 -アリアンスペースのプレスキットより引用(Credit: Arianespace)】

アリアンスペースは日本時間2022年9月8日、アリアン5ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた衛星は無事に軌道へ投入されたことが、同社のホームページにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■アリアン5 ECA+(ARIANE FLIGHT VA258) 

打ち上げ日時:日本時間2022年9月8日6時45分【成功】
発射場:ギアナ宇宙センター(フランス領ギアナ)
ペイロード:Eutelsat Konnect VHTS(VHTS:Very High Throughput Satellite)

Eutelsat Konnect VHTSは、フランスのユーテルサット社が運用する高スループットKaバンド通信衛星です。光回線に匹敵する速度や通信コストのサービスを欧州全体に提供することを目的に、タレス・アレーニア・スペースによって製造されました。

【▲ 「Eutelsat Konnect VHTS」のイメージ図(Credit: Thales Alenia Space/Master Image Programmes)】
【▲ 「Eutelsat Konnect VHTS」のイメージ図(Credit: Thales Alenia Space/Master Image Programmes)】

アリアンスペースによると、Eutelsat Konnect VHTSは重さ6.4トン、高さ8.8メートル(3階建ての建物に匹敵)で、これまでにタレス・アレーニア・スペースが手掛けた衛星の中でも一番大きいとされています。

なお、アリアンスペースによって打ち上げられたユーテルサットの衛星は、今回が37機目となりました。

 

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文/sorae編集部 速報班