スペースX、スターリンク衛星とボーイングの技術実証衛星を打ち上げ(2022年9月5日)
【▲ファルコン9ロケット(Credit: SpaceX YouTube)】
【▲ファルコン9ロケット(Credit: SpaceX YouTube)】
【▲ファルコン9ロケット(Credit: SpaceX YouTube)】

スペースXは日本時間2022年8月28日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた衛星は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■ファルコン9(Starlink Group 4-20 & Varuna-TDM)

打ち上げ日時:日本時間2022年9月5日11時9分【成功】
発射場:ケープカナベラル宇宙軍施設(アメリカ)
ペイロード:スターリンク(Starlink v1.5)衛星 51機、Varuna-TDM(+ Sherpa-LTC 2)

スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画しています。

【▲「Varuna-TDM」とSpaceflight Industryの軌道転送ビークル (OTV) 「Sherpa-LTC 2」の写真(Credit: Spaceflight Inc)】
【▲「Varuna-TDM」とSpaceflight Industryの軌道転送ビークル (OTV) 「Sherpa-LTC 2」の写真(Credit: Spaceflight Inc)】

今回の打ち上げでは、スターリンク衛星「51機」と、ライドシェア(相乗り)としてボーイングの技術実証衛星「Varuna-TDM」が所定の軌道へ投入されています。なお、スターリンク衛星の総数は「3259機(プロトタイプを含む)」になりました。

次回のスターリンクミッションは日本時間2022年9月11日で、スターリンク衛星とASTスペースモバイルの技術実証衛星「BlueWalker 3」を打ち上げる予定です。

 

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX - STARLINK MISSION 4-20

文/sorae編集部 速報班