スペースX、スターリンクグループ3ミッション開始 衛星の総数は2805機に(2022年7月11日)
【▲参考画像:分離前のスターリンク衛星。Flickrより(Credit: SpaceX)】
【▲参考画像:分離前のスターリンク衛星。Flickrより(Credit: SpaceX)】
【▲参考画像:分離前のスターリンク衛星。Flickrより(Credit: SpaceX)】

スペースXは日本時間2022年7月11日に、ファルコン9の打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■ファルコン9(Starlink Group 3-1)

打ち上げ日時:日本時間2022年7月11日10時39分【成功】
発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:スターリンク(Starlink)衛星46機

スターリンク衛星は、同社の衛星インターネットサービス「Starlink」で用いられる通信衛星です。今回初の実施となる「スターリンク グループ3」ミッションでは、2021年11月から実施されている「スターリンク グループ4」ミッションとは異なる「シェル3」軌道(高度560km 軌道傾斜角97.6度)に、合計348機のスターリンク衛星の投入が計画されています。

今回新たに46機が投入されたことで、打ち上げられたスターリンク衛星の総数は「2805機(プロトタイプを含む)」となりました。

なお、7月7日に実施されたグループ4ミッションでは「シェル4」軌道(高度540km 軌道傾斜角は53.2度)に合計1584機の投入を予定しており、グループ3ミッションと並行して打ち上げが実施される予定です。

※スターリンク衛星は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ最大42000機の投入が計画されています。

 

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文/sorae編集部 速報班