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三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月24日、「情報収集衛星光学5号機」を搭載したH-IIAロケット28号機を、2015年3月26日の10時21分に打ち上げると発表した。予定通り打ち上げられれば、今年度5機目のH-IIAの打ち上げとなり、また昨年10月の「ひまわり8号」の打ち上げから、約2か月間隔で4機のロケットが打ち上げられることになる。

打ち上げが可能な時間帯は10時33分までで、また打ち上げ予備期間として3月27日から4月10日までが確保されている。

現在の天気予報では、3月26日の天候は曇りとなっており、打ち上げに支障はないとされる。

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情報収集衛星は内閣衛星情報センターが運用する衛星で、日本の安全保障や、災害時の状況把握に活用するため、地表の撮影を行うことを目的としている。情報収集衛星には電子光学センサー(高性能なデジタルカメラ)で地表を撮影する「光学衛星」と、合成開口レーダーを使って地表を撮影する「レーダー衛星」の2種類がある。光学衛星はレーダー衛星より地上の物体を細かく見分けられるが、撮影したい地域が夜だったり、あるいは上空に雲がかかっていたりすると撮影できないという特徴を持ち、一方レーダー衛星は、物体を見分ける能力は光学衛星より劣るが、夜間や天候が悪くても撮影することができるという特徴を持つ。

情報収集衛星は光学衛星2機、レーダー衛星2機の4機1セットを基本の体制として運用されている。この体制により、地球上のある地点を1日に最低1回撮影することが可能となる。2003年から打ち上げが始まり、打ち上げ失敗や故障などの紆余曲折がありつつ、10年後の2013年に念願の4機体制が実現した。

現在軌道上には光学3号機と光学4号機、レーダー3号機とレーダー4号機、また光学5号機実証衛星、そして先日打ち上げられたばかりのレーダー予備機の6機が配備されている。

今回打ち上げられるのは光学衛星の5号機で、現在運用中の光学3号機の後継機となる。光学3号機の設計寿命は明らかにされていないが、2009年に打ち上げられた衛星であることから、すでに寿命が近付いているものと思われる。また光学5号機実証衛星の成果が活かされたことで、光学5号機の性能は3号機よりも向上し、より細かいものを見ることができるようになっているとされる。

 

■JAXA | H-IIAロケット28号機による情報収集衛星光学5号機の打上げ時刻及び打上げ時間帯について
http://www.jaxa.jp/press/2015/03/20150324_h2af28_j.html

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