モスクワ時間11月5日5時頃(日本時間10時頃)、ソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-11M)を載せたソユーズFGロケットはロケット組立試験施設から運び出され、発射台に据え付けられた。いよいよカウントダウンが始まり、打ち上げの準備が整った。

11月4日にはソユーズTMA-11Mのペイロード・フェアリングとロケットの組み立て作業が行われ、RSCエネルギア社のヴィタリー・ロポタ社長らによる技術幹部会議も開かれ、発射台への移動が許可された。

今回のソユーズTMA-11Mには、第38次/第39次長期滞在クルーのミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士、若田光一宇宙飛行士の3人が搭乗する。

ソユーズTMA-11Mの打ち上げはバイコヌール時間11月7日10時14分(日本時間13時14分)に予定されており、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングも同日に予定されている。3人はISSで滞在しているクルーらと合流し、約6ヶ月間の長期滞在を行う。

 

■Ракета космического назначения «Союз-ФГ» с транспортным пилотируемым кораблём «Союз ТМА-11М» вывезена на «Гагаринский старт»
http://www.roscosmos.ru/19953/