ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社は24日、通信衛星WGS-5を搭載したデルタIVロケットを打ち上げた。

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WGS-5を搭載したデルタIVロケットは、アメリカ東部夏時間24日20時27分(日本時間25日9時27分)、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションから離昇、約41分後に予定していた静止トランスファー軌道に衛星を投入し、打ち上げは成功した。

当初打ち上げは23日に予定されていたが、発射場の地上支援システムのヘリウム気圧調節ラインの漏れが見つかり、延期されていた。

WGS-5(ワイドバンド・グローバル・サットコム5)はアメリカ空軍が運用する衛星で、ボーイング社によって製造された。アメリカ国防総省やオーストラリア国防省、また連合軍の通信で使用される、ワイドバンド・グローバル・サットコム・システムを構成する1機で、打ち上げ時の質量は5,987kg、西経52.5どの静止軌道で運用され、設計寿命は14年が予定されている。

今回打ち上げに使用されたデルタIVはデルタIVミディアム+(5,4)と呼ばれる構成で、直径5mの衛星フェアリングと第2段を持ち、4基の固体ロケットモーターを装備している。

 

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