オービタル・サイエンシズ社は、先日延期したアンタレスロケット1号機の打ち上げを、4月20日に再設定したと発表した。
このアンタレスロケットの打ち上げはアメリカ東部夏時間4月17日17時(日本時間4月18日6時)に行われるはずだったが、ロケットの第2段に接続されている、データ通信に使用されるアンビリカル・ケーブルが予定より早く分離してしまったため延期されていた。
当初はあらかじめ確保されていた打ち上げウィンドウ(打ち上げが可能な日程、時間帯のこと)の最終日である4月19日に再度打ち上げを試みるとしていたが、予報ではこの日の天候は悪く、もう1日延期され、アメリカ東部夏時間4月20日17時(日本時間4月21日6時)に試みられることになった。また予備日として21日の同時刻(日本時間22日の同時刻)も確保されており、天気予報によれば、両日とも打ち上げに適した天候になるとされている。
なお、ケーブルが早期に外れてしまった原因について同社は、ケーブルを保持する装置にある油圧シリンダーの1つが故障していたことと、またケーブルに十分な緩みがなかったことの、2つの原因が合わさって起きたものと結論付けられたとしている。
■Cargo Resupply Services
http://www.orbital.com/Antares-Cygnus/
最終更新日:2022/12/07