アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月19日、国際宇宙ステーション(ISS)との通信が一時できない状態が発生し、現在は復旧したと発表した。

発表によると、アメリカ東部夏時間2月19日9時45分(日本時間23時45分)にISSのソフトウェアを更新した所、ヒューストン(NASA側)と追跡・データ中継衛星(TDRS)とISSとの通信ができなくなった。

当時、ロシア側での通信が可能で、NASAはその通信を使って、11時頃(日本時間2月20日1時頃)に復旧作業を開始。ISSの長期滞在クルーにバックアップ用コンピュータに切り替えを指示し、12時34分(日本時間2月20日2時34分)に通信が復旧したという。

昨年11月にもロシア連邦宇宙局のツープ管制センターで電気ケーブルが故障し、一時ISSのロシア区画と通信できない問題が発生した。

 

■Temporary Comm Loss Interrupts Crew’s Day
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/expeditions/expedition34/e34_021913.html