大韓民国教育科学技術部とロシアのクルニチェフ国家宇宙科学製造センターは1月16日、打ち上げ管理委員会を開催し、韓国初のロケット「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げについて、1月30日から2月8日までの間に行うと発表した。

発表によると、管理委員会は1月16日8時に開催され、前回打ち上げ中断となった原因の分析結果及び改善方法、上段エンジンの修理及び試験結果などを確認した上で、新しい打ち上げ日時を現地時間1月30日15時55分から19時30分(=日本時間)に設定したという。なお、当日の天候状況によって打ち上げが延期される可能性もあり、打ち上げ予備期間は1月31日から2月8日に設定されている。

「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げは昨年11月29日に行われる予定だったが、打ち上げの約16分前に、2段目で電流異常が検出され、打ち上げが中断された。

韓国とロシアは2009年8月と2010年6月、「羅老(KSLV-1)」を2機打ち上げているが、いずれも打ち上げに失敗している。

「羅老(KSLV-1)」は2段式のロケットで、初段にロシアのアンガラ・エンジン、2段目に韓国が開発したKSRエンジンを搭載し、地球低軌道(LEO)へは約100kgの打ち上げ能力を誇る。

 

■나로호 3차 발사, 1월말~2월초 재추진

Last Updated on 2024/09/02

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