国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第32次長期滞在クルーは9月13日、ISSと結合していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を切り離し、宇宙空間に放出した。
星出彰彦宇宙飛行士とジョセフ・アカバ宇宙飛行士がISSのロボットアーム(SSRMS)を操作し、日本時間9月12日20時50分に「ハーモニー」からHTV3号機を外し、9月13日0時50分に宇宙空間に放出した。
HTV3号機にはゴミや不要物などが詰め込まれ、今後、軌道離脱マヌーバを実施し高度を下げた後、日本時間9月14日14時24分頃に大気圏に再突入し、廃棄される予定。また、今回のHTV3号機には、再突入データ収集装置「アイ・ボール(iBall)」が搭載されており、HTV3号機の大気圏突入時の様子を撮影する他、回収機能付加型HTV(HTV-R)のためのデータも収集する。
HTV3号機は7月21日にH-IIBロケットによって打ち上げられ、7月27日にISSと結合した。
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- NASA - 「こうのとり」3号機、ISSから離脱