国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している、第32次長期滞在クルーのサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士と星出彰彦宇宙飛行士は9月5日、予定されていた船外活動を実施した。
前回の船外活動では、電力切替装置の交換作業でボルトが締められず、作業が延期されたため、今回の船外活動が追加された。
今回の船外活動はアメリカ東部夏時間9月5日7時6分(日本時間20時6分)に始まり、両宇宙飛行士は船外活動用宇宙服(EMU)を着て、約6時間28分間にわたって作業を行い、13時34分(日本時間9月6日2時34分)に無事終了した。
前回締められなかったボルトに対し、金属粉の清掃とグリースによる潤滑を行い、その後、無事に締められ、電力切替装置の交換作業が完了した。また、前回の船外活動では時間の問題で実施できなかった、ロボットアームのカメラ・照明装置の交換作業も行われた。
■Williams, Hoshide Complete MBSU Installation
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html