シー・ローンチ社(Sea Launch)は協定世界時間8月19日6時54分(日本時間15時54分)、インテルサット社の通信衛星「インテルサット21(Intelsat 21)」を載せたゼニート3SLロケットを、太平洋上西経154度の海上に浮かぶ、打ち上げプラットフォーム「オデッセイ」から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約30分後に、「インテルサット21」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。シー・ローンチの打ち上げは6月以来、約2カ月ぶり。

「インテルサット21の打ち上げを成功させ、我々は信頼と自信を取り戻しました」

今回の打ち上げ成功を受け、シー・ローンチ社のシェル・カールセン(Kjell Karlsen) GMはこのように述べた。

「インテルサット21」はボーイング社が開発・製造した通信衛星で、重さ約5980kg。24本のCバンドトランスポンダと36本のKuバンドトランスポンダを搭載し、北米、南米、ヨーロッパなどに衛星放送サービスを提供する。

 

■Sea Launch Successfully Delivers the Intelsat 21 Spacecraft into Orbit
http://www.sea-launch.com/news_releases/2012/nr_120819.html

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