5月22日に打ち上げられたスペースX社(Space Exploration Technologies Corporation)の「ドラゴン宇宙船」は、アメリカ東部夏時間5月25日9時56分(日本時間22時56分)に国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームに把持され、5月25日11時2分(日本時間年5月26日1時2分)にISSの「ハーモニー」と結合した。

民間企業が打ち上げた宇宙船がISSと結合したのは初めてで、また、アメリカの宇宙船がISSとドッキングしたのも2011年7月のスペースシャトル以来、約10ヶ月ぶり。今回の成功を受け、同社のイーロン・マスクCEOは「ミッションの最も重要な部分が成功し、私たちはとても興奮しています」と述べている。

今回のドラゴン宇宙船には食糧、衣服、実験ペイロードなど、計500kg以上の物資が搭載されており、第31次長期滞在クルーらは今後、物資を全てドラゴン宇宙船から降ろし、不用品を積み込む。

なお、ドラゴン宇宙船とISSの分離は5月31日に予定されている。

 

 

■NASA - Living and Working
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