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米空軍とユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)はアメリカ東部夏時間5月4日14時42分(日本時間5月5日3時42分)、米空軍の「先進EHF通信衛星2号機(AEHF-2)」を載せたアトラスロケット(アトラスV)を、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約51分後、先進EHF通信衛星2号機所定な軌道に入り、打ち上げは成功した。

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「国家安全保障を提供するために、ULAはミッションパートナーである米空軍と共に打ち上げを成功させたことに誇りに思います」

今回の打ち上げ成功について、ULA社のジム・スポンニック(Jim Sponnick)副社長はこのように述べた。

「先進EHF通信衛星」は米空軍が進めている次世代軍用通信衛星システムで、ロッキード・マーチン社とノースロップグラマン社が開発を担当している。現在使用している「ミルスター衛星」に比べ、より多くのユーザーにより早い通信を提供でき、被探知性や電子妨害の対抗性などの性能も向上している。

1号機は2010年8月に打ち上げられているが、アポジモータの不具合により、静止軌道に投入するのに1年間以上かかった。

なお、「先進EHF通信衛星3号機(AEHF-3)」の打ち上げは2013年後半に予定されている。

 

■Atlas V Successfully Launches the Second Advanced EHF Mission
http://www.ulalaunch.com/site/pages/News.shtml#/102/

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