米航空宇宙局(NASA)は3月9日、ケネディ宇宙センターでスペースシャトル・ディスカバリーの移動作業を行った。

ディスカバリーはこれまでオービタ整備施設1(OPF-1)で整備作業が続けられていたが、空輸するためのテールコーンが付けられ、3月9日にシャトル組立棟(VAB)に移動された。

ディスカバリーを空輸するためのシャトル輸送機(ボーイング747)は4月13日にケネディ宇宙センターに到着する予定となっており、取り付け作業の後、ディスカバリーを載せたシャトル輸送機は4月17日に、ワシントン・ダレス国際空港に向かう予定となっている。

ディスカバリーは今年春から、アメリカ国立航空宇宙博物館の別館「ウドヴァーヘイジー・センター」に展示する予定となっている。

 

 

■Historic Shuttles to Arrive at Permanent Homes by Year's End
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/flyout/shuttles_tr.html