日本時間2024年3月12日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の有人宇宙飛行ミッション「Crew-7(クルー7)」のクルーを乗せたクルードラゴン宇宙船「Endurance(エンデュランス)」が米国フロリダ州沖合のメキシコ湾へ着水しました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士ら4名は199日間にわたるミッションを終えて無事帰還を果たしました。【最終更新:2024年3月13日12時台】

【▲ スペースXの回収船「メーガン」の船上で笑顔を見せる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士(Credit: NASA/Joel Kowsky)】
【▲ スペースXの回収船「メーガン」の船上で笑顔を見せる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

Crew-7のクルーはNASAのJasmin Moghbeli(ジャスミン・モグベリ)宇宙飛行士、欧州宇宙機関(ESA)のAndreas Mogensen(アンドレアス・モーゲンセン)宇宙飛行士、ロスコスモス(Roscosmos)のKonstantin Borisov(コンスタンチン・ボリソフ)宇宙飛行士、そして古川宇宙飛行士の4名です。

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【▲ 帰還した有人宇宙飛行ミッション「Crew-7」のクルー。左から:ボリソフ宇宙飛行士、モーゲンセン宇宙飛行士、モグベリ宇宙飛行士、古川宇宙飛行士(Credit: NASA/Joel Kowsky)】
【▲ 帰還した有人宇宙飛行ミッション「Crew-7」のクルー。左から:ボリソフ宇宙飛行士、モーゲンセン宇宙飛行士、モグベリ宇宙飛行士、古川宇宙飛行士(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

古川飛行士らが搭乗したクルードラゴン宇宙船は日本時間2023年8月26日に米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、翌8月27日にISSとのドッキングに成功し、クルーは約6か月間の長期滞在をスタートさせました。JAXAによると、古川飛行士はISS滞在中に微小重力環境を利用したヒトの立体臓器の創出を目指す技術開発に関連した実験をはじめ、様々な実験や人材育成活動などを行いました。

【▲ まだ暗い夜明け前のメキシコ湾へ着水するクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」(Credit: NASA/Joel Kowsky)】
【▲ まだ暗い夜明け前のメキシコ湾へ着水するクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

古川飛行士らCrew-7の4名は往路と同じクルードラゴン宇宙船Enduranceに搭乗して日本時間2024年3月12日0時20分にISSを離脱し、同日18時47分(米国東部夏時間同日5時47分)にフロリダ州ペンサコーラ沖合のメキシコ湾へ着水。宇宙船は間もなくスペースXの回収船「Megan(メーガン)」に引き上げられ、古川飛行士らはスタッフに助けられながら回収船へ移りました。

【▲ 着水後、スペースXの回収船「メーガン」に引き上げられるクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」(Credit: NASA/Joel Kowsky)】
【▲ 着水後、スペースXの回収船「メーガン」に引き上げられるクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

JAXAによると、Crew-7ミッションを終えた古川飛行士の通算宇宙滞在時間は366日8時間34分、通算ISS滞在時間は362日3時間46分で、どちらも若田光一宇宙飛行士に次いで日本人宇宙飛行士として2番目の記録になったということです。

 

Source

  • NASA - NASA’s SpaceX Crew-7 Mission
  • JAXA - 国際宇宙ステーション長期滞在クルー 古川聡宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-7)帰還について
  • JAXA - 古川宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト

文/sorae編集部

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