【▲ 国際宇宙ステーションとドッキング間近の宇宙船「ソユーズMS-23」(Credit: NASA TV)】

【2023年2月27日10時36分】2023年2月26日9時58分(日本時間・以下特記なき限り同様)、ロシアの宇宙船「ソユーズMS-23」が国際宇宙ステーション(ISS)ロシア区画の「ポイスク」モジュールへのドッキングに成功しました。

2023年2月24日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズMS-23は、現在ISSに滞在しているロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ(Sergey Prokopiev)宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン(Dmitry Petelin)宇宙飛行士、アメリカ航空宇宙局(NASA)のフランク・ルビオ(Frank Rubio)宇宙飛行士が地球へ帰還する際に使用する宇宙船です。NASAによると、打ち上げ時にクルーは乗っていなかったものの、ソユーズMS-23には946ポンド(約430kg)の物資が積み込まれていました。

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3名は2022年9月21日に打ち上げられた別の宇宙船「ソユーズMS-22」でISSに到着し、帰路にもソユーズMS-22を使用する予定でした。しかし、2022年12月15日にソユーズMS-22の損傷部分から冷却材が漏洩するトラブルが発生したため、ロスコスモスとNASAは同船をクルーの帰還には使用せず、次のソユーズMS-23を無人で打ち上げて3名の帰還に使用することを決定していました。

関連:冷却材が漏れたロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」クルーの帰還に使用しないことが決定(2023年1月12日)

なお、ソユーズMS-23はロスコスモスのオレッグ・コノネンコ(Oleg Kononenko)宇宙飛行士とニコライ・チュブ(Nikolai Chub)宇宙飛行士、NASAのローラル・オハラ(Loral O'Hara)宇宙飛行士を乗せて2023年3月16日に打ち上げられる予定でしたが、3名の飛行は2023年秋まで延期されました。これにともない、プロコピエフ飛行士ら3名の長期滞在は2023年後半まで延長されています。

また、損傷したソユーズMS-22は2023年3月下旬にISSから無人で切り離された後、有人の場合と同様に大気圏へ再突入し、帰還モジュールはカザフスタン共和国に着陸して回収される予定だということです。

 

Source

  • Image Credit: NASA TV
  • NASA - Space Station (NASA Blogs)
  • Roscosmos (Telegram)

文/sorae編集部

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