【▲ ファルコン9ロケットのフェアリングに格納される「HAKUTO-R」ミッション1の月着陸船(ランダー)(Credit: ispace)】

【▲ ファルコン9ロケットのフェアリングに格納される「HAKUTO-R」ミッション1の月着陸船(ランダー)(Credit: ispace)】

株式会社ispaceは12月7日、打ち上げが延期されていた同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1について、打ち上げ予定日が再設定されたことを発表しました。新たな打ち上げ予定日時は、日本時間2022年12月11日16時38分(米国東部標準時同日2時38分)です。

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HAKUTO-Rミッション1の無人月着陸船(ランダー)は、米国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施設からスペースXの「ファルコン9」ロケットで打ち上げられます。ミッション1ランダーは直近では2022年12月1日に打ち上げられる予定でしたが、ファルコン9の追加点検作業が発生したために延期されていました。

ispaceによると、ファルコン9に搭載済みのミッション1ランダーに不具合はなく、打ち上げ延期後もバッテリーの充電作業が継続されています。打ち上げが12月中旬以降にずれ込んだ場合は運用スケジュール等が再検討される可能性があったものの、12月7日時点では打ち上げ後の運用スケジュールに変更はなく、ランダーは2023年4月末頃に月面へ着陸する予定です。

※HAKUTO-Rミッション1の最新情報は以下の特集ページでもご覧いただけます
【特集】月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1

HAKUTO-Rはispaceによる民間主導の月面探査プログラムで、ミッション1は同社が開発した月着陸船による初の月面着陸ミッションとなります。同社によると、月着陸船にはペイロードとして以下の7つが搭載されています。

・日本特殊陶業株式会社(HAKUTO-Rコーポレートパートナー)の固体電池
・アラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)の月面探査車「Rashid」
・株式会社タカラトミー等が開発した変形型の月面探査ロボット「SORA-Q(LEV-2)」
・カナダのMCSS社が開発した人工知能(AI)を用いたフライトコンピューター
・カナダのCanadensys社のカメラ
・HAKUTOのクラウドファンディング支援者の名前を刻印したパネル
・サカナクションの「SORATO」(HAKUTO応援歌)の楽曲音源を収録したミュージックディスク

※…HAKUTOは民間初の月面無人探査を競うコンテスト「Google Lunar XPRIZE」に日本から参加したチームで、HAKUTO-Rの前身にあたる。Google Lunar XPRIZEは勝者がないまま2018年に終了。

また、HAKUTO-Rミッション1ランダーを搭載したファルコン9ロケットには、アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)の小型探査機「ルナー・フラッシュライト」も相乗りしています。ルナー・フラッシュライトは月の南極周辺に埋蔵されている水の氷の探査を行う予定です。

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HAKUTO-Rミッション1に関する新たな情報は、発表があり次第お伝えしていきます。

 

Source

  • Image Credit: ispace
  • ispace - ispace、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1打ち上げ予定日を 2022年12月11日に更新

文/sorae編集部

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