【▲ NASAの新型ロケット「SLS」初号機。現地時間2022年8月29日朝撮影(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

【▲ NASAの新型ロケット「SLS」初号機。現地時間2022年8月29日朝撮影(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

アメリカ航空宇宙局(NASA)は日本時間8月29日に予定されていた「アルテミス1」ミッションの打ち上げを中止しました。無人の新型宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」と、オリオンを搭載した新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機の状態は安全・安定したままとされています。

NASAによると、SLS初号機は日本時間2022年8月29日21時33分(米国東部夏時間同日8時33分)から2時間のウィンドウ内に打ち上げられる予定でしたが、コアステージ(第1段)に4基搭載されているロケットエンジン「RS-25」の1基で始動前の温度を低温に保つことができない問題が発生。技術者がトラブルシューティングを行ったものの、打ち上げウィンドウに間に合わないことから、日本時間21時34分頃に同日の打ち上げが中止されました。

NASAが事前に発表していたアルテミス1打ち上げ予定日時のリストによれば、次の打ち上げウィンドウは日本時間2022年9月3日1時48分(米国東部夏時間9月2日12時48分)からの2時間とされています。


なお、アルテミス1はSLSおよびオリオンの無人飛行試験にあたるミッションで、オリオンは月周辺を飛行した後、打ち上げから4~6週間ほど後に地球へ帰還する予定です。また、SLS初号機には日本の「OMOTENASHI」と「EQUULEUS」など10機の小型探査機も相乗りしています。

 

Source

  • Image Credit: NASA/Joel Kowsky
  • NASA - Artemis (NASA Blogs)

文/sorae編集部 速報班 - 2022年8月29日22時30分

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