バイコヌール宇宙基地の第31発射台に設置されたソユーズ2.1aロケット(Credit: Pavel Kassin/Roscosmos)

【▲バイコヌール宇宙基地の第31発射台に設置されたソユーズ2.1aロケット(Credit: Pavel Kassin/Roscosmos)】

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地では有人宇宙船「ソユーズMS-20」を搭載したロケット「ソユーズ2.1a」が組み立てを終え、現地時間12月5日に第31発射台への設置作業が行われました。現在バイコヌールではソユーズMS-20の打ち上げに向けた最後の準備が進められています。

ソユーズMS-20にはロシアのアレクサンダー・ミシュルキン(Alexander Misurkin)宇宙飛行士をはじめ、宇宙旅行者として前澤友作さん平野陽三さんの3名が搭乗します。バックアップクルーはロシアのアレクサンダー・スクボルソフ(Aleksandr Skvortsov)宇宙飛行士小木曽詢さんの2名です。

ソユーズMS-20のプライムクルー。左から:平野陽三さん、アレクサンダー・ミシュルキン宇宙飛行士、前澤友作さん(Credit: ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)

【▲ソユーズMS-20のプライムクルー。左から:平野陽三さん、アレクサンダー・ミシュルキン宇宙飛行士、前澤友作さん(Credit: ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC))】

今回の宇宙旅行はアメリカの宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズ(Space Adventures)の企画によるもので、前澤さんたちは12日間の飛行期間中に国際宇宙ステーション(ISS)へ滞在します。プライムクルーとバックアップクルーの合わせて5名は11月19日にバイコヌール宇宙基地へ到着し、打ち上げ前の最終訓練を行っていました。

ソユーズMS-20の打ち上げは日本時間2021年12月8日16時38分が予定されています。軌道に乗ったソユーズ宇宙船は地球を4周しつつ、約6時間後の同日22時41分にはISSロシア区画の小型研究モジュール2「ポイスク」にドッキングします。前澤さんたちは日本時間12月20日にISSを離れて地球へ帰還する予定です。

発射台下部から撮影した設置作業中のソユーズ2.1aロケット(Credit: Pavel Kassin/Roscosmos)

【▲発射台下部から撮影した設置作業中のソユーズ2.1aロケット(Credit: Pavel Kassin/Roscosmos)】

なお、これまでの打ち上げと同様に、ソユーズMS-20の打ち上げとドッキングの様子はアメリカ航空宇宙局(NASA)がライブ配信を行う予定です。配信開始時刻は打ち上げが日本時間12月8日16時から、ドッキングが同日22時からと案内されています。

・NASA Live:https://www.nasa.gov/nasalive
・YouTube:https://www.youtube.com/nasa
・Twitter:https://twitter.com/NASA

 

関連:前澤友作さんたち「ソユーズMS-20」のクルーがバイコヌール宇宙基地に到着

Image Credit: Roscosmos
Source: Roscosmos / NASA
文/松村武宏