中国の宇宙開発を実施する中国航天科技集団有限公司(CASC)は、現地時間11月23日7時45分に「高分3号02」の打ち上げに成功したと発表しました。

同衛星を搭載した長征4Cロケットは、中国北部にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、高度755kmの太陽同期軌道に無事投入されたということです。なお、この打ち上げは長征シリーズにとって、398回目の発射となり、近日中に400回目を記録する見込みとなっています。

酒泉衛星発射センターから打ち上げられる高文3号02を搭載した長征4Cロケット(Credit: CASC)

【▲酒泉衛星発射センターから打ち上げられる高文3号02を搭載した長征4Cロケット(Credit: CASC)】


高分3号02は、合成開口レーダーを搭載した地球観測衛星で、分解能は1mです。衛星の開発は中国空間技術研究院(五院)が行いました。2016年に打ち上げられた高分3号とともに、軌道上でネットワークを構築し、衛星コンステレーションを形成します。主に海上における船舶観測のモニタリング機能が向上するだけではなく、海上や陸の自然環境における緊急時の監視も行うということです。また、海洋災害の予防・軽減、海洋環境モニタリング、環境保護などにも使用されます。

打ち上げに使用された長征4Cロケットは、上海航天技術研究院(八院)が開発や組み立て、運搬などを行っています。長征4号系列のロケットは、今年12回打ち上げられて、再び発射記録を更新したと伝えています。

 

Image Credit: CASC
Source: CASC
文/sorae編集部