中国の宇宙船「神舟12号」が、現地時間9月17日、無事地球に帰還しました。

神舟12号には3人の宇宙飛行士が搭乗しており、約3ヶ月間、現在建設を進める「中国宇宙ステーション」に滞在していました。3人の飛行士は酒泉衛星発射センターの近くにある東風着陸地点の予定されたエリアへ安全に着陸をしたということです。宇宙飛行士は聶海勝氏、劉伯明氏、湯洪波氏の3名です。

東風着陸地点に帰還した3人の宇宙飛行士(Credit: CASC)

【▲ 東風着陸地点に帰還した3人の宇宙飛行士(Credit: CASC)】

神舟12号は今年6月17日に酒泉衛星発射センターから長征2Fロケットによって打ち上げられました。このミッションでは、5月に打ち上げられた中国宇宙ステーションのコアモジュール「天和」へドッキングし、機器の整備などを行ったということです。生命維持装置のチェックなども実施しています。ミッション中には、2回におよぶ船外活動を行い、無事に成功したということです。なお、3人の宇宙飛行士は天和モジュールに90日間滞在することに成功したと発表しています。

神舟12号は、中国宇宙ステーションから分離後、天和モジュールのまわりを周回し、ランデブー試験を行いました。最終的にモジュールに19mまで近づくことに成功したということです。

中国は、2022年の終わりごろまでに宇宙ステーションの建設を進めるとしています。建設には約11のミッション段階があります。次のミッションである補給船「天舟3号」と有人宇宙船「神舟13号」は、9月から10月にかけて予定されているということです。そして天舟3号は現地時間9月20日、文昌衛星発射センターから打ち上げられ、天和モジュールへのドッキングに成功しました。

 

Image Credit: CASC
Source: CASC/SpaceNews
文/sorae編集部

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