ロシアの補給船「プログレスMS-17」が日本時間2021年6月30日午前8時27分にカザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。

ソユーズ2.1aロケットに搭載されたプログレス宇宙船は、打ち上げから8分49分後にロケット第3段から分離に成功したということです。またソーラーパネルとアンテナの展開も確認しました。その後、日本時間7月2日午前10時2分に国際宇宙ステーション(ISS)のロシア・小型研究モジュール2「ポイスク」へ結合しました。

補給船「プログレスMS-17」と搭載したソユーズ2.1aロケット(Credit: Roscosmos)

【▲ 補給船「プログレスMS-17」と搭載したソユーズ2.1aロケット(Credit: Roscosmos)】

プログレス宇宙船は、ロシアが開発する宇宙ステーション補給船です。ISSへ物資や研究機器などを運搬したり、ISSの高度をあげたりする役目があります。今回のプログレスMS-17ミッションでは、470kgの燃料、420Lの飲料水、40kgの空気と酸素、1509kgのISS上で使用する機器、実験器具、生活必需品などが積み込まれました。

一方で、ロシアの宇宙開発を行うロスコスモスは6月30日、スターリンク1691衛星とプログレスが約1.5kmの距離で接近すると公表しました。さらにその3分後には2020年に打ち上げられたファルコン9ロケット(スペースX)の機体が約500mの距離で近づくとも発表しています。発表時点ではドッキングから約3時間30分前に接近すると予想されていました。ロスコスモスは「引き続き状況を監視する」としています。

 

Image Credit: Roscosmos
Source: Roscosmos(1)/ Roscosmos(2)
文/出口隼詩

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