中国の有人宇宙開発を行う載人航天工程弁公室(CMSA)は、日本時間6月17日(木)午前10時22分に有人宇宙船「神舟12号」の打ち上げを行うと発表しました。

中国が有人宇宙飛行を行うのは、2016年に行われた「神舟11号」以来5年ぶりとなります。神舟12号には3人の宇宙飛行士が搭乗する予定です。打ち上げ後、4月に発射された中国宇宙ステーションのコア機体「天和」にドッキングし、3人の飛行士は3ヶ月の滞在を行うということです。

整備棟から姿を現す長征2Fロケット(Credit: CASC)

【▲ 整備棟から姿を現す長征2Fロケット(Credit: CASC)】

神舟12号の打ち上げが実施される酒泉衛星発射センターでは数日前から打ち上げに向けて準備が進められています。6月11日には、宇宙船を搭載した「長征2F」ロケットが整備塔から姿を表しました。ロケット発射に関わる中国航天科技集団有限公司(CASC)によると、宇宙船とロケットの状態は良好で発射場の施設、設備共に準備が整っているということです。その後打ち上げ前の機能テストや最終確認が行われています。

このミッションでは主にコアモジュール「天和」の技術確認を行うということです。それに伴って、5月に打ち上げられた貨物船「天舟2号」によって運ばれた船外宇宙服を着用し、船外活動が行われる見通しです。また、国連宇宙局との共同実験も予定しています。

中国は宇宙ステーションの建設で11のミッションを計画しています。2022年末ごろまでに行われ、中国宇宙ステーションの完成を目指します。今回は、4月のコアモジュールの打ち上げ、5月の貨物船の打ち上げに続いて3番目のミッションとなります。なお、今年9月に貨物船「天舟3号」の打ち上げ、10月には「神舟13号」の有人宇宙ミッションが計画されているということです。

 

Image Credit: CASC
Source: CASC/CGTV/Space News
文/sorae編集部

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