4月30日、中国・酒泉衛星発射センターからリモートセンシング衛星「遥感34号」が打ち上げられました。同衛星を搭載した長征4Cロケットは、予定していた軌道に衛星を投入し、打ち上げミッションは成功したということです。

酒泉衛星発射センターから打ち上げられる長征4Cロケット(Credit: CASC)

【▲ 酒泉衛星発射センターから打ち上げられる長征4Cロケット(Credit: CASC)】

遥感34号は、光学で観測するリモートセンシング衛星で、土地調査や都市計画、道路設計、収量予測、災害対策に使用されます。また、国家プロジェクトの一つである「一帯一路」の建設にも、情報を提供します。一帯一路建設は、ヨーロッパと中国を結ぶ交易経済圏の構想です。

打ち上げを行った中国航天科技集団有限公司(CASC)によると、長征4Cロケットは30日間で3回の打ち上げに成功したと発表しています。3月31日に地球観測衛星「高文12号02」、4月9日に「試験6号03」を発射しており、いずれも成功しています。

中国は4月29日に、独自の宇宙ステーション「天宮」のコアモジュールである「天和」の打ち上げに成功しました。今回遥感34号の発射が行われた酒泉衛星発射センターでは、宇宙ステーションの建設に関する打ち上げの準備が行われています。CASCによると、現在、有人飛行を行う宇宙船「神舟12号」と「長征2F」ロケットの最終確認をしているということです。

 

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Image Credit: CASC
Source: CASC(英語版/中国語版
文/出口隼詩

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