日本時間4月26日、衛星通信会社One Webは36基の小型通信衛星の打ち上げに成功しました。衛星を搭載した「ソユーズ2.1b」ロケットは、ロシアにあるボストチヌイ宇宙基地から発射され、衛星を所定の軌道に投入したということです。この打ち上げミッションは、アリアンスペース社とスターセム(ヨーロッパとロシアがソユーズロケットを商業打ち上げするために設立した企業)によって行われました。

ボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられるOneWebの通信衛星36基を搭載したソユーズ2.1bロケット(Credit: Arianespace Twitter)

【▲ ボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられるOneWebの通信衛星36基を搭載したソユーズ2.1bロケット(Credit: Arianespace Twitter)】

OneWebは低軌道の小型衛星を利用した大規模コンステレーションを形成し、インターネットを世界中に「いつでも」「どこにでも」「誰にでも」届けることを目標にしています。特にこれまでインターネット有線が届かなかった地域に対しても、衛星を利用することでインターネットが利用できるようになります。

OneWebでは最終的に650基の衛星でコンステレーションを形成する予定です。現在は182基が軌道上に待機(今回打ち上げられた衛星を含む)しています。アメリカの宇宙開発情報誌である「SpaceNews」によると、あと2回の打ち上げでサービス開始が可能であるということです。サービス開始は今年中に、イギリスを中心にして行われる見込みです。また衛星を生産する工場は、組み立てから検査までの工程を行い、1日に2基の製造ができます。サービス開始に向けてフルスピードで稼働していると考えられます。

なお先月25日にも同発射場からOneWebの通信衛星36基が打ち上げられています。

 

Image Credit: Arianespace Twitter
Source: Arianespace/Space News
文/出口隼詩

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