アラスカ州にある発射上から打ち上がるRocket3.2(Credit: SpaceNews)

アラスカ州にある発射上から打ち上がるRocket3.2(Credit: SpaceNews)

米小型ロケットベンチャー企業・アストラ社は、日本時間12月16日、軌道投入試験機Rocket3.2の打ち上げを行いました。発射は、アメリカ・アラスカ州コディアクにある太平洋宇宙港PSCAから行われ、予定の高度に達したものの軌道への投入には至りませんでしたが、アストラ社にとっては国際上「宇宙空間」と定義される高度100kmを初めて超えることができ、大きなマイルストーンになりました。同社は「HUGE SUCCES!!!!!!!」とツイートし、目標高度への達成成功を伝えています。

アストラ社が打ち上げたRocket3.2は、全長12mの小型ロケットです。今回のミッションでは、第一段エンジン燃焼、分離、第二段エンジン点火と順調に進み、高度390km、秒速7.2kmに達しました。しかし、第二段エンジンで燃料となるケロシンと液体水素のうち、ケロシンを先に使い切ってしまったため秒速0.5km足りず軌道投入できませんでした。

今年9月に軌道投入試験機Rocket3.1の打ち上げを行っていますが、誘導装置の異常が原因で失敗してします。今後は、ペイロードを搭載した軌道投入試験機Rocket3.3の打ち上げを来年頃に予定しているということです。

今年9月に誘導装置の異常が原因で失敗した軌道投入試験機Rocket3.1からまた一つ前進したアストラ社は、ペイロードを搭載した軌道投入試験機Rocket3.3の打ち上げを来年頃に予定しているということです。

 

関連:アストラ、Rocket3.1の打ち上げ失敗。次のミッション用ロケットは既に製造中

Credit: SpaceNews
Source: Astra, SpaceNews
文/出口隼詩

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