日本を含む8カ国が月面探査のおける初の国際的な枠組みである「アルテミス合意」に署名をしました。署名式は、日本時間10月12日から14日の3日間開催されていたオンライン上の「国際宇宙会議」で行われました。日本は、井上信治宇宙政策担当相と荻生田光一文部科学相が参加。一つの国で2人の参加があったのは、日本だけとなります。

アルテミス合意は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、ルクセンブルク、イタリア、アラブ首長国連邦(UAE)、イギリスにより署名され、「アルテミス計画」での国際協力を確認しました。この合意では、今後実施される月や火星などにおける探査や活動の原則を定めました。活動の指針や緊急時の支援、スペースデブリへの対処など多岐に渡る内容が盛り込まれています。今回示された内容をまとめると次のようになります。

・アルテミス計画の下で行われる全ての活動は平和的な目的で行う。
・合意国は透明性を持ち活動を行う。
・緊急時の支援
・1970年代に行われた「アポロ計画」の遺産を残すこと。
・科学データの公開や共有を行うこと。
・宇宙資源の採取と利用
・スペースデブリ(宇宙ごみ)への対処

また、日本は月周回軌道上の「ゲートウェイ」居住モジュール建設や物資供給、JAXAとトヨタ自動車が共同開発を行う月面探査用予圧ローバー「ルナクルーザー」などアルテミス計画への協力及び参加を表明しています。

 

Image Credit: NASA
Source: NASA
文/出口隼詩

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