Credit: Dubai Media Office

UAE(アラブ首長国連邦)は、無人探査ローバーを2024年までに月面へ着陸させると発表しました。UAEの首長であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏はツイッターで「2024年に月探査ローバーを月面に着陸させる。着陸場所は、過去のミッションでどの国も探査したことのない場所だ。」と投稿しました。

この計画は、UAEの進める宇宙開発戦略の一つとして進められ、主に月の表面を探査する予定です。UAEが月面着陸に成功すれば、アメリカ、ソ連(ロシア)、中国に続いて4番目に着陸に成功した国となります。

探査ローバーの重さは約10kgで、月の表面を撮影する高解像度カメラや月面の粒子(レゴリス)を分析する顕微鏡カメラなどを搭載する見込みです。また、探査ローバーは全てUAEが開発を行う一方、着陸機の開発は今後国際的なパートナーや民間企業などを選定し、月まで運んでもらう予定です。

UAEは今年7月、火星探査機「HOPE」を打ち上げました。建国50年である2021年に火星へ到着し、大気などを調査する予定です。また、昨年にはUAE出身の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在しました。最終的な目標は2117年に火星基地を建設することであり、今着々とその準備が進められています。

 

Credit: Dubai Media Twitter
Source: Los Angeles Times, SpaceNews
文/出口隼詩

 オススメ関連記事