中国は、日本時間9月15日の午前10時23分に黄海上から「長征11号」ロケットの海上打ち上げを実施。搭載されていた人工衛星9基を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。

打ち上げられた長征11号ロケットには、中国の衛星ベンチャー企業「長光衛星技術有限公司」の地球観測衛星「吉林一号 高文03衛星」を9基を搭載。衛星で得られたデータは、産業分野や環境分野で使用される予定です。そして、9基のうち1基にビリビリ動画のコンテンツ配信用衛星である「ビリビリ動画衛星」が搭載されました。ビリビリ動画の最高責任者であるLi Ni氏によると、リモートセンシングで取得したデータを使用し、科学普及用のコンテンツを作成、公開するとのことです。コンテンツの内容は、科学技術のみならず、人文科学や歴史など幅広い分野をカバーする見込み。将来的には、ビリビリのユーザー向けに衛星から撮影した地球の写真を提供するとも述べています。

なお、今回打ち上げられた長征11号ロケットは、全長約20mの4段式固体燃料ロケットです。2019年6月に海上からの打ち上げに成功しており、今回のミッションは初の海上商業打ち上げの実施と成功になりました。

 

Photo: CCTV
Source: NASASpaceflight , 人民網
文/出口隼詩

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