はやぶさ2、地球帰還まで約100日。豪州政府から予定地の着陸許可が発行
カプセルの大気圏再突入イメージ (Credit:JAXA)
カプセルの大気圏再突入イメージ (Credit: JAXA)

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたカプセルの地球帰還の着陸想定地を管轄している豪州政府から着陸許可が発行されたことを発表しました。豪州政府の発行日は8月6日。

また、7月14日のJAXAの発表の際にsoraeでもお伝えした通り、カプセルの再突入予定日は2020年12月6日を予定しています。着陸予定地は、オーストラリア州のウーメラ立入制限区域。ウーメラ立入制限区域とは、南オーストラリア州中部にある127,000平方kmの面積がある世界最大の地上軍実験・演習施設・航空宇宙施設で、初代「はやぶさ」のカプセルが着陸した場所でもあります。

各イベントの実施日時は7月14日現在未定(Credit: JAXA)

関連:「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表

なお、8月28日は「はやぶさ2」の帰還まであと「100日」となります。JAXA宇宙科学研究所の大川拓也さんは「はやぶさ2プロジェクト」のサイトで、「2014年12月3日の打上げから考えると、日程的にも飛行距離的にも、往復の旅の95%以上のところまで来たことになります。」と述べています。

 

Source: JAXA / はやぶさ2プロジェクト / Wikipedia