宇宙ステーション補給機「こうのとり9号」が、国際宇宙ステーション(ISS)へと生鮮食品を届けたことが報告されています。
5月21日に打ち上げられたこうのとり9号は、ISSへと滞在する宇宙飛行士へと補給物資や科学実験装置を輸送します。また、これがこうとのりシリーズの最後のミッションとなり、次回からは次世代補給機「HTV-X」へとミッションが引き継がれます。
そして補給物資の中には、パプリカや河内晩柑(かわちばんかん)、清見、レモン、温州みかん、そして初搭載となるキウイフルーツが搭載され、ISSへと輸送されました。JAXAのホームページに詳細が記載されています。
このような生鮮食品は、宇宙飛行士のさまざまなストレスを緩和し、パフォーマンスの向上につながることが期待されています。また選定の基準としては、生食が可能なことや保存製、衛生性、安全性などが審査されました。
Source: JAXA
文/塚本直樹