中国の次世代宇宙船が無人状態にて軌道上でのマヌーバ操作を実施し、5月8日に地上へと帰還しました。

5月5日に「長征5号B」ロケットによって打ち上げられた宇宙船は、6月7日に複数の軌道調整マヌーバを実施。公式からは良好な結果が伝えられています。

そして宇宙船はパラシュートと耐熱シールドを利用し、5月8日に内モンゴル自治区へ着陸しました。宇宙船の飛行時間は2日と19時間で、最高飛行高度は8000kmでした。

この宇宙船は中国宇宙船「神舟」の後継モデルで、サイズは高さが9m、直径が4.5メートル。宇宙ステーションへの宇宙飛行士の輸送や、月面探査も視野に入れて開発されています。内部には最大7人の搭乗が可能で、再使用を想定したコンポーネントが採用されています。

また長征5号Bは今後、中国独自の宇宙ステーションのモジュールを打ち上げるために利用されます。今回の打ち上げでは膨張式の再突入貨物も打ち上げられましたが、実験は正常に成功しなかったことが伝えられています。

 

Image: CASC
Source: Space.com
文/塚本直樹

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