火星探査機ホープ

火星を周回する「ホープ」の想像図(Credit: MBRS)

アラブ首長国連邦(UAE)が計画している火星ミッションの探査機「ホープ(Hope)」が4月20日、日本に向けて出荷されました。ホープは火星の大気を研究調査する目的の探査機で、2020年7月に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで打ち上げ、2021年初頭に火星の軌道に投入する計画です。

プロジェクト・ディレクターであるOmran Sharaf氏は4月17日に行われた、NASAの火星探査計画分析グループ(MEPAG)のオンライン会議で「打ち上げ準備は順調に進んでいる」と述べています。探査機は2019年12月に米国での試験を終えた後、ドバイでの最終試験が実施されました。

当初の計画では5月に最終試験が行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、海外からの旅行者の検疫や渡航制限などを考慮しできるだけスケジュールを早めたとしています。そのため、幾つかの試験項目がスキップし、需要な試験を集中して行ったことも明らかにしています。

なお、2020年の夏は、UAEの「ホープ」の他に、NASAの「パーセべランス」、中国の「Houxing-1」が火星に向けて打ち上げられる予定です。

 

Image: MBRS
Source: Spacenews

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