参院本会議で4月17日、改正防衛省設置法が与党多数の賛成で可決し「宇宙作戦隊」が新設されることとなりました。
宇宙作戦隊は、電波妨害や不審な人工衛星、宇宙ゴミなどの監視を行うなど日本の防衛力強化を目的とし、2020年度内に東京の航空自衛隊府中基地に20人規模で発足。当面はJAXAやアメリカ宇宙軍との調整や人材育成や増員を行い、実際の活動は2023年度を目指しています。
なお、宇宙空間の監視には人工衛星に搭載予定の新型光学宇宙望遠鏡、地上からの電波妨害の監視には地上に設備が準備・開発が進められています。
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