三菱重工業株式会社は3月17日、H-IIBロケットの最終号機となる9号機のコア機体を「名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場」から「鹿児島県 種子島の種子島宇宙センター」に向けて出荷しました。
H-IIBロケットは、H-IIAロケットの技術をベースに、ロケットエンジンの推進力増強や搭載衛星を保護する衛星フェアリングの大型化などで、輸送力の大幅な増強を実現した日本の基幹ロケット。成功率100%という高い品質で宇宙ステーション補給機「こうのとり」のミッションを支えています。
飛島工場では、2009年2月の初号機出荷から11年間にわたり組み立て・艤装・機能試験を実施し、計9機のH-IIBロケットを送り出したことになります。
Source: 三菱重工