シグナス補給船(NG-13)が2月15日、国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションのために打ち上げられました。打ち上げミッションは成功しています。
アンタレスロケットに設置されたシグナスは、ヴァージニア州のワロップス飛行施設から打ち上げられました。なお、もともとの打ち上げスケジュールは2月9日に予定されていましたが、地上施設のセンサーの不具合により延期されていました。
そしてシグナスは2月18日に、ISSへと到着する予定です。内部には約3.4トンの補給物資が搭載されており、そのなかにはバレンタイン・デーのための”キャンディーの詰め合わせ”も含まれています。また、チェダーやパルメザン、フォンティーナといったチーズも搭載されました。
また科学実験機器として、無重力状態での長期間滞在における骨量の減少、細菌を標的とするウイルスに関する新治療薬、宇宙食実験の一環として栽培されるササゲなどの研究も含まれています。
Image: NASA/Aubrey Gemignani
Source: Space.com
文/塚本直樹