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スペースXのCEOことイーロン・マスク氏は2019年12月27日、プロトタイプ機となる「スターシップSN1」を2〜3ヶ月後に打ち上げる可能性を示唆しています。

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スペースXはこれまで、宇宙船「スターシップ」のプロトタイプ機となる「スターシップMk1」を開発していました。しかし昨年11月のテスト中に機体上部が破損したことから、スターシップSN1の開発へと移行しているのです。

マスク氏によれば、スターシップSN1は細かくバージョンアップされ、最低でもスターシップSN20(スターシップV1.0)まで改良される予定です。スターシップの商業打ち上げは早ければ2021にも、通信衛星の打ち上げにより実現されることがスペースXにより示唆されています。

また、これまでスターシップMk1はテキサス州ボカ・チカとフロリダ州ケープ・カナベラルで開発されていましたが、現在スターシップの開発はボカ・チカに集約されており、ケープ・カナベラルではファルコン9ロケットとドラゴン宇宙船の開発がすすめられています。

さらに、宇宙飛行士が搭乗するクルー・ドラゴンの2回目の国際宇宙ステーション(ISS)へのテスト飛行も、近日中に実施されます。そして、同宇宙船の空中での脱出装置のテストも1月11日以降に実施される予定です。

 

関連:クルー・ドラゴンの空中脱出装置テストは1月11日以降に

Image: スペースX
Source: Space.com
文/塚本直樹

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