スペースXは宇宙船「クルー・ドラゴン」空中での脱出装置のテスト(IFA)を1月11日以降に実施します。

これは、クルー・ドラゴンを「ファルコン9」ロケットへと搭載し、飛行中に意図的に脱出装置を動作させるというものです。クルー・ドラゴンには緊急脱出用エンジンの「スーパードラコ」が8基搭載されており、分離後にはパラシュートにて帰還します。

スペースXはボーイングとともに、NASAと宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)への輸送に関して契約を結んでいます。さらに昨年3月には、無人での打ち上げから国際宇宙ステーションへのドッキング、地球への帰還も実施しています。

一方、2019年4月に実施した脱出装置のテストは失敗。そして2019年11月には、地上でのエンジンテストを実施しています。空中での緊急脱出装置のテストは、これに連なるものだと説明されています。

またボーイングは、宇宙船「CST-100 スターライナー」の開発をすすめており、12月20日にはISSへ向けた打ち上げ実験を実施。しかし軌道には投入されず、地上へとパラシュートにて帰還しています。

 

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Image: スペースX
Source: Space.com
文/塚本直樹

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