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中国リンクスペースの再使用ロケットのプロトタイプ「RLV-T5」が8月10日、これまでで最高の高度に到達し、地上への着陸に成功しました。

青海省萬谷の施設から打ち上げられたRLV-T5は、高度約300メートルに到達。そしてエンジン噴射をしながら降下し、4本の脚で地上へと着陸したのです。リンクスペースによれば、飛行時間は50秒でした。

RLV-T5は全長8.1メートル、重量1.5トンのロケットで、今回のテストはRLV-T5にとって3回目の打ち上げとなりました。なお、以前のテストではそれぞれ20メートル、40メートルの高度に達しています。

リンクスペースは2014年に設立された宇宙開発企業で、200キログラムのペイロードをもつ複数段の再使用可能ロケットを高度500キロメートルに打ち上げることを目標としています。そして、軌道打ち上げロケット「NewLine-1」は2021年の打ち上げが予定されています。

Image: リンクスペース
■LinkSpace Reusable Rocket Prototype Makes Its Highest Flight Yet (And Lands, Too!)
https://www.space.com/linkspace-reusable-suborbital-rocket-launch-success.html
文/塚本直樹

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