米ロケット・ラボは人工衛星プラットフォーム「Photon」を発表しました。
Photonは顧客がペイロードの開発に集中できるようにするため、開発されました。地球低軌道にて5年の運用ができ、約170kgのペイロードが搭載可能。また通信システムや高度コントロール、アビオニクスを搭載しています。
そして、Photonは全長17メートルの小型ロケット「エレクトロン」にて打ち上げられます。同ロケットの打ち上げ価格は500万ドル(約5億6000万円)で、約227キロのペイロードが搭載可能です。
Photonの初打ち上げは年内を予定しており、商業ミッションは2020年となります。また、エレクトロンの次回の打ち上げでは、月内に米空軍のミッションを実施する予定です。
Image: ロケット・ラボ
■Space Launch Startup Rocket Lab Is Building Satellites Now, Too
https://www.space.com/rocket-lab-photon-satellite-program-photon.html
文/塚本直樹