JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、国際宇宙ステーション(ISS)から分離された宇宙ステーション補給機「こうのとり8号機」が大気圏に再突入した事を発表しました。
こうのとり8号機は、11月3日午前11時9分頃に南太平洋の上空にて再突入。NHKなどの報道によると、機体は大気圏で殆ど燃え尽き、エンジンなどの燃え残った各部品は安全に海に落下したとのこと。
「こうのとり8号機」は、交換用バッテリーや全天球カメラ、生鮮食品などの物資を搭載し、国際宇宙ステーションへ運び込みました。また、今回の成功で「こうのとり」は8回連続でミッションを無事に完了したことになります。
なお、これまでに培われた技術は、2021年度に打ち上げが予定されている新型国際宇宙ステーション補給機「HTV-X」へと引き継がれていきます。
Image/Source: JAXA - NHK