株式会社ダイモンは2019年10月14日、月面探査車のYAOKIを2021年に月へと送ると発表しました。
ダイモンは米アストロボティックと合意し、月着陸船「ペレグリン」にYAOKIを搭載します。ペレグリンはNASAの商業月面輸送計画こと「CLPS」に採用されています。
また、YAOKIは「七転八倒」から取られた名称で、本体は2輪の車輪を搭載したシンプルな構造に。世界最小・最軽量をうたっています。これにより、超低コストの月探査が可能になるとしています。
車体は上下対象形状のため、あらゆる姿勢で走行でき、また100G強度のタフネス性能を達成。定地旋回による周囲360度のセンサー探査が可能です。
ダイモンは、2022年以降も毎年継続して月面探査を実施すると表明しています。
Image/source: ダイモン
文/塚本直樹