小惑星探査機「はやぶさ2」は10月3日、小型ロボット「MINERVA-II2」の分離に成功しました。「MINERVA-II2」はリュウグウの高度1km地点に接近した際に放出。今後は軌道運動の観測を数日間かけて行う予定です。

▲分離直後に広角の光学航法カメラ(ONC-W2)で撮影したMINERVA-II2(Credit: JAXA、千葉工大、東京大、高知大、立教大、名古屋大、明治大、会津大、産総研)

また、「MINERVA-II2」の本来の目的である”リュウグウ表面での移動実験”に関しては、昨年11月に報告された不具合により実施は難しく、新たに与えられたミッションである「リュウグウの重力モデルの精度向上に貢献するサイエンスデータを取得」「小惑星に小型人工物を軌道周回させることで,軌道周回化技術を蓄積」を遂行します。

なお、「はやぶさ2」がリュウグウで行うミッションは今回で最後。11〜12月頃にリュウグウを離れ、2020年末に地球に帰還することとなります。

 

関連:「はやぶさ2」はどこにいる? 活動中の探査機がひと目で分かる太陽系マップ

Image/Source: JAXA(Twitter)