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NASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」が2018年12月3日、小惑星「ベンヌ」へと到着しました。

オシリス・レックスは「NASA版はやぶさ」と呼ばれることもある小惑星探査機で、ベンヌから岩石などのサンプルを採取し、地球へと持ち帰ります。なお、同探査機はベンヌの周回軌道へと12月31日より入る予定です。

そしてベンヌは地球から1億2200万kmの位置にある小惑星で、サイズは500メートルほど。またその形状は、赤道部分が膨らんだコマのようなものとなっています。このサンプルを分析することにより、太陽系の惑星や生命の成り立ちに関する研究が進むと期待されているのです。

観測を終えたオシリス・レックスは2023年に地球に帰還する予定です。また、日本の探査機「はやぶさ2」とのサンプル交換による研究も予定されています。

 

Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona
■Hello, Bennu! NASA Asteroid-Sampling Probe Reaches Its Target Space Rock
https://www.space.com/42612-nasa-osiris-rex-arrives-asteroid-bennu.html
(文/塚本直樹)

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