高解像度で撮影されたリュウグウの地表。望遠カメラONC-Tで撮影

はやぶさ2から分離された探査車「MINERVA-II1」が降下時に撮影した、リュウグウ地表の高解像度画像が公開されました。

MINERVA-II1」に搭載された光学航法カメラの1つである「望遠カメラ ONC-T」によって日本時間9月21日に高度約64mから撮影。リュウグウの固くゴツゴツした地表をハッキリと捉えており、左下側には巨大な岩塊の一部が写り込んでいます。

高解像度画像が撮影されたリュウグウの位置は、望遠カメラONC-Tで撮影した左側画像、広角カメラONC-W1撮影した右側画像から把握できます。

なお、JAXA「はやぶさ2プロジェクト」のページでは、Rover-1Bのポップ直前の画像、再着地頃のリュウグウの地表の画像、表面から見た動いていく太陽の動画なども公開されています。

なお、光学航法カメラONCは、二次元Si-CCDを搭載し最大1024x1024ピクセルの解像度の撮影が可能な3台構成のカメラ群。ONC-TとONC-W1は機体の直下、ONC-W2は機体の側方を撮影するために取り付けられています。

 

Image Credit:JAXA
■これまでで最高解像度のリュウグウ地表画像
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180927_HighestRes/