「MOMO3号機」打ち上げクラウドファンディング開始 1000万円で発射ボタン操作も

インターステラテクノロジズ株式会社は2018年8月11日、観測ロケット「MOMO3号機」の打ち上げ実現を目指すクラウドファンディングプロジェクトを、CAMPFIREにて開始しました。

MOMO3号機は高度100kmの宇宙を目指す観測ロケット(サウンディングロケット)です。現時点では打ち上げ時期は決定されていません。またMOMOシリーズは20kgのペイロードを搭載し約4分間の微小重力環境が得られ、科学観測から商業用途まで幅広い利用が期待されています。

キャンペーンのリターンとしては、最も廉価な5000円のコースで名前が彫られた銘板がMOMO3号機に搭載されます。さらに5万5000円のコースでは打ち上げ地上支援スタッフ参加権が、20万円のコースで前夜祭参加権が、50万円のコースで打ち上げ参加権が入手できます。さらに、今回も1000万円で「発射ボタンを押す権利」が登場しています。

キャンペーンの目標金額は2700万円で、10月29日23時59分までが締め切りとなっています。またプロジェクトで集まった資金は、損傷した打ち上げ施設の復旧にも使われます。

Image Credit: CAMPFIRE
■続ける。宇宙への挑戦。みんなの力でMOMO3号機を飛ばそう!
https://camp-fire.jp/projects/view/90132
(文/塚本直樹)