NASAは太陽接近観測ミッション「パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)」を2018年8月6日に打ち上げると発表しました。
パーカー・ソーラー・プローブはミッションの最中、太陽を24回周回します。そのうちの数回では太陽に620万kmまで近づき、温度が百万度に達するコロナの観測をおこなうのです。そして太陽の電界や磁場、太陽風を観測し、写真も撮影する予定です。また衛星の機体は耐熱シールドで太陽からの熱に耐えることになります。
パーカー・ソーラー・プローブの打ち上げはフロリダのケネディ宇宙センターから「デルタIVヘビー」ロケットで実施されます。
Image Credit: NASA
■NASA Mission to 'Touch the Sun' Due to Launch in Early August
https://www.space.com/41246-parker-solar-probe-launching-next-month.html
(文/塚本直樹)
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