アマゾンのベゾスCEO、月コロニー含む宇宙開発語る NASAやESAと協力も


 
アマゾンとブルー・オリジン創業者のジェフ・ベゾス氏はGeek Wireに対し、今後の宇宙開発のビジョンとして「人類は地球を離れ、月や他の惑星、小惑星帯に活動領域を広げる必要がある」と語っています。
 
ベゾス氏によれば、地球は将来的にただの住居と軽産業の場として利用されることになり、重産業は他の惑星へと移動すると予測しています。またブルー・オリジンはNASAやESA(欧州宇宙機関)と連携し、月コロニーの建造に協力すると発言。月には大量の水の貯蔵が予測されており、これからロケット燃料の生産も可能になると期待されています。また宇宙ではより多くのエネルギーが得られることから、重産業の発展には必須だとしています。
 
スペースXを率いるイーロン・マスク氏は火星コロニーの建築を表明していますが、ベゾス氏は他社と協力しながら月コロニーの建造に輸送系として協力するという、2社のビジョンの違いが際立った形となっています。
 
Image Credit: Wikimedia Commons
■Amazon Boss Jeff Bezos says we must leave the planet and send people to live on the moon
https://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/news/amazon-jeff-bezos-moon-space-blue-origin-latest-resources-a8373151.html
(文/塚本直樹)