国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションを行ったスペースXの「ドラゴン補給船」。こちらが2018年5月5日(現地時間)に地球へと帰還しました。
ISSのロボットアームによってステーションから切り離されたドラゴン補給船には、2トン以上の資材が搭載されていました。もともとドラゴン補給船は5月2日に地球へと帰還する予定でしたが、海面の状況から日程を変更。そして5日に無事、太平洋へと着水したのです。
補給船の内部に搭載されていたのは宇宙ステーションで飼育されていたマウスや、植物や昆虫のサンプルなどの科学実験資材です。これらは地上でさらに詳細な分析と研究が実施される予定です。また、宇宙飛行士を支援するNASAのロボット「Robonaut 2」も地球へと帰還しました。Robonaut 2は地上にて分析と修理が行われます。
Image Credit: NASA TV
■SpaceX Dragon Capsule Returns to Earth from Space Station
https://www.space.com/40503-spacex-dragon-returns-to-earth-crs-14.html
(塚本直樹)
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